坂木司「ワーキング・ホリデー」
2008.11.29(Sat)
*以下ネタばれ注意
ホストをやっている主人公の元に、突然「息子」だと名乗る少年がやってきて……、という話。
だらしない親父としっかり者の子供、というセットが好きな私にはたまらない小説でした(爆死。
これで親父が壮年のおっちゃんだったりしたら悶え死ねたと思う。
実際は若くて格好いい兄ちゃんだったけどな!

とにかく、とにかく親子の交流が可愛いのです。
最初はツンツンだった2人が最後にはデレデレになって……(ホロリ。
息子を背負ってその重さにニヤニヤしているお父さんにこっちがニヤニヤするっちゅーねん!
最後離れたくない、と泣く息子だとか、冬休みは息子に何をしてやろうか、とわくわく考えている親父とかたまらん……。
いやもう本当、坂木さんの書く親子はかっわいいなぁ!
↑「青空の卵」のメイン2人を親子だと信じて疑わない人。
この親子に由紀子さんも加わったらもっと可愛いんだろうなぁv
相変わらずこの著者の描く人間関係はほわん、とした気分にしてくれて読んだ後ニコニコしてしまいます。
登場人物みんなの頭を撫で繰り回したくなるのは私だけか(笑。

ジャスミンさんと雪夜さんとナナ嬢。
こっちの家族も可愛かったですv
擬似親子万歳!
アフターはしないといいつつ、仕事関係ない感じでナナ嬢の面倒を見てやる雪夜さんにニヤニヤ。
ナナ嬢が自分達の関係を、恋人ではなく兄妹に例えるのも可愛かったv
もうお前ら主人公も合わせ三人まとめてジャスミンさんの養子になっちゃえよ!(笑

「青空の卵」からの三部作がミステリだったので、この話もミステリなのかな?と思っていたら、全然ミステリじゃなかったので吃驚しました。
でもこの著者の持ち味は、ミステリの部分より登場人物たちの関係だと思っていたのでそれもまたよし!(上から目線かお前
この著者の書く登場人物たち、好きだなぁv
// 23:26 // 小説 // Trackback(0) // Comment(0)
 広瀬仁紀「新撰組風雲録 洛中編」
2008.09.05(Fri)
*以下ネタばれ注意
「沖田総司恋唄」の作者さんが他にも新撰組作品を書いていたと知って飛びついてみた。
この人の書くゴールデントリオ(笑)めっさ可愛いのですよ!
期待通りこの作品の幹部三人組も可愛かったーvv
近藤さんはあまり出てきてくれてないんですが、皆仲良しでニヤニヤします。
読んでて顔が緩みっぱなしだったぜ……!

と、いうわけで新撰組物です。
時期は池田屋前から十八日の政変後まで(中途半端に略すな。
へまをやらかして江戸から京都に出てきた盗人が土方歳三と出会って……、という感じ。
最初は土方さん嫌っていた主人公が最後のほうにはすっかり土方さんに男惚れしているのに笑ってしまった。
土方さんがタラシすぎる……!(笑

お多加さん。
影の主人公?
吉田の稔麿さんに対する愛が健気すぎる……。
桂さんと善八さんとのトリオが何だかほのぼのしていて可愛かったです。

沖田さん。
彼が出てくるたびテンションのあがる私は、さぞかし傍から見ていて不気味だったことでしょう←いつもの如く電車で読んでいた人。
いや、もう可愛いのなんのって!
主人公をキラキラした目で見たりとか拗ねた表情とかするの、ときめくからやめてくれないかな!
周りの人が皆「総司だから仕方ないか」と思っている空気がたまらんです。
土方さんですら沖田さん(の駄々)に勝てないと当然のように認識されているのにニヤニヤ。
実際、この作者さんが書く近藤さんと土方さんは沖田さんに甘いしな(笑。
土方さんの意図を汲んで行動する沖田さんのツーカーっぷりに悶えます。
土方さんの方は果たして沖田さんのフォローに気付いているのかいないのか。
気付いていなくてもそれはそれで可愛いなぁ(ぉ。
作中で「長兄と末弟」と表現されているのも可愛かったv
じゃあ近藤さんはお父さんか?(ぇ
お母さんは山南さんでお願いします!山南さんは新撰組のオカンでお願いします!!(何か言い出した
……沖田さんが新撰組に入っていたら名僧になっていただろう、というエピソード?が切なかった。
地獄に行くしかない、とか自然にいわないでくれ……。

藤堂さん。
と、沖田さん年少コンビが大好きだ……!!(はいはい
行軍ちゅうにじゃれっこしている2人が可愛過ぎる。
2人して悪戯して土方さんに怒鳴られればいいよ!(ぇ

どうやら一冊で終わりではなく、何冊か続くようなので、全力で続きを読みたいと思います。
次は近藤さんももっと絡んでくれるといいなぁv
……次巻あたりで沖田さんが病に倒れてしまいそうで欝になりますが。
く、歴史改竄物でいい、沖田さんが最後まで元気な話がな(以下略。
// 23:04 // 小説 // Trackback(0) // Comment(0)
 伊坂幸太郎「砂漠」
2008.09.03(Wed)
*以下ネタばれ注意
「なんてことはまるでない」
というフレーズが良かったですv
ちょ、ないのかよ!と突っ込んだあと、実際そうなってるしな!
主人公の嘘つきぷりにニヤニヤです。
お前どうやってその後鳩麦さん口説いたんだと小一時間問いただしたい(笑。
最後の「なんてことはまるでない、はずだ」というのも良かったv
最後の最後にそんな使い方……!

東堂さん。
好きだ……!!(はいはい
彼女自身も好きなんですけど、彼女の両親が素敵すぎてたまらん。
お母さんがいいといえば白いものでも黒くなるんですね!(違
お父さんは器が大きいなぁ(笑。
東堂さんと西嶋さんのコンビがくっついたのかどうか気になってしかたがありません。
クリスマスに一体何があったのか。
問いただしてくれ主人公……!

超能力。
相変わらずトンデモ設定がナチュラルに話に馴染んできますな!
嘘を見抜く能力(これは陽気なギャング〜ですが)、とかナイナイ、と思いつつ自然に受け入れてしまうのですよねー。
もはや地味なファンタジーといいますか(笑。
好きだなー、このファンタジー具合(ぉ。

家裁の調査官。
陣内さんですか!?
陣内さんなんですか!?
寧ろそうであって欲しい(笑。
西嶋さんと陣内さんの会話を聞いてみたいなー。
いや、いっそ伊坂作品に出てくる変な人を集めて会話させて欲しい。
うは、会話が成り立つ気がしないv

阿部さん。
カッコイイ。
勧誘することで主人公達をジムから遠ざけるお茶目ぷりに愛です。

麻雀。
……写植大変だったろうな……(そこかよ。
南嬢の強さは反則だと思います。
絶対超能力使ってるって!(笑

プレジデントマン。
そこまでする実行力があるならアメリカ行って来い(待て。
// 23:28 // 小説 // Trackback(0) // Comment(0)
 宇江佐真理「卵のふわふわ」
2008.08.23(Sat)
*以下ネタばれ注意
題名と表紙が可愛かったので思わず手に取ってみた。
中味は……題名の可愛さからは思いもよらない昼ドラ風味?(ぇ
なんですか……、結局犬も食わない例のあれですよ、ね……?
知ってた!読み始めた当初から旦那はツンデレだって思って読んでた!
だってお母さんがツンデレだから!遺伝ですよね!(落ち着け

下町物で皆でわいわい謎解きをやるタイプの話だと思っていたので、始終ローテンションで推理要素皆無なのに吃驚しました。
どんな先入観もっていたかというと、あれですよ、「しゃばけ」の類いの話だと思っていたわけですよ。
箱を開けてみれば恋愛物だった、という。しかも主人公のテンションが限りなく低い(笑。
お舅さんとかお姑さんとか、冬馬さんとか、登場人物達はとても可愛かったのですけど、どうも話の盛り上がりに欠けたよう、な……?
ほのぼの〜、な話だったらそれでもいいと思うのですけど、上記の通り、始終ローテンションなわけですよ。
何を目的に読んだらいいのか良く分からなかった……。
いや、主人公夫妻が元鞘に戻るのを楽しみに読んでいたわけなんですけども!
最後の方でいちゃついている主人公夫妻はとてもおいしくいただいた、じゃない、とても楽しく読みましたけども!
お舅さんがいい探偵役張れそうなキャラだったので、推理物にしちゃっても面白かったのではないかと思いました。まぁ、実際事件は起きていましたけど、謎を解く!という話ではなかったので。
主人公夫妻の恋愛問題はメインじゃなくて脇に添えるくらいでもよかったのでは。

……個人的には若かりし頃のお姑さんとお舅さんのバカップルぷりが見たいです。
なんだあの可愛い夫婦。
// 23:11 // 小説 // Trackback(0) // Comment(0)
 西尾維新「きみとぼくが壊した世界」
2008.08.21(Thu)
*以下ネタばれ注意
きみとぼくシリーズ第三段。
今回は一冊目のコンビが復活です。
いや、二冊目の主人公も出てきてますけど。
相変わらず女装してますけど。
黒猫・串中コンビがよんでいて一番楽しかったです。
そこはかとなく二人の間に漂う陰険な雰囲気が良い(ぇ。

入子式の構造が面白かった。
次はどう作中作にしていくのかなー、という点が推理部分より楽しかった覚えがあります(ぉ。
短編集ぽくなっているのも読みやすくてよかったです。
枚数的な問題なのか、謎をひっぱる、ということがなかったので。
まあ、各話の謎解きには盛大に「えー?」と言いたいですが。
どれも不自然過ぎる……!
確かに、一瞬それっぽく感じるものはある気がしなくもないですが。
「信頼のタイムラグ」というのはちょっと面白いと思ってしまいましたけども。
あれはうまく使えば面白い話になりそうだと。
プロパビリティの犯罪とか好きなのですよv

今回は黒猫さんと様刻さん、黒猫さんと串中、のコンビしかありませんでしたが、様刻さんと串中のコンビも見てみたいです。
いったい二人がどんな会話をしてくれるのか、見ものだと思います。
あと、様時さんの妹!
ぜひご登場願いたい。
妹猫可愛がりする兄貴が見たいっす。
シスコン万歳!
でも「お兄様、お兄様」というのに感情移入するのはどうかと思うんだ!(笑顔
……「ドグマグ」という略し方がかわいくて困る。
ちょっと読んでみたいとか思っちゃったじゃないか!
黒死館とドグラマグラには絶対手を出さない……!とか思っていたのに(どんな決意だ。

で、結局落ちはコンビニなのかよ!(笑
// 13:20 // 小説 // Trackback(0) // Comment(0)
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