三上延「ビブリア古書堂の事件手帖6」

*以下ネタばれ注意
今回は一冊丸ごと太宰編。
太宰なので1巻の内容とリンクしている、というか、祖父世代解答編ですね。
勿論田中さんもいるよ!
相変わらず本キチなんだけども、主人公とちょっと友情(?)を育てていて、一巻の時から仲良くなればいいのにー、と思っていた私歓喜。
勝因は、田中さんが血族に対して愛情深かったことですかね。犯罪にも結び付く非常にアレな深さですが。
そして地味に主人公もヤンデレ気質があることが開かされましたね。栞子さん以外すべて捨てろといわれて即答できそう……やだこの一族怖い。
そんな自分の父方の血は棚上げして、主人公はヒロインの血筋を心配しているわけですが……いやー祖父とか関係なくない?
祖父より近い親等の人が似たようなことやってるしね?
血がつながってなったとしても、実の母ちゃんがあれだからね?爺ちゃんよりましなのかもしれないけれども。

文香ちゃん。
早々にうぜー相変わらずうぜーと思ってすいません。
いや、ちゃんと注意されれば直そうと頑張る姿は好きなんですけどね?
コミュ力天元突破しているところも好きなんですけどね?
人の事嗅ぎまわる(悪意ある言い方)のって何が楽しいのか全く分からないので、余計イラッと来るわけですよ……。
まぁ、今回謎解きのための伏線として、前の巻でお喋り自重しようとしてたのにまたお喋りにならざるをえなくなった、というメタ要素もあるのだろうけれども。
次回以降はまたお母さんが出てくると思うので、お母さん絡みでまた活躍してほしいところ。
これだけ人間関係ネットワーク作っているのにドライな彼女が好きです。お喋りぷりはちょっと胸焼けしますが。

犯人。
今回の犯人の理屈が何度読み返してもちょっと意味が分からないですね……。
結局この人、本が好きになりたい、んじゃなくて、そんな自分が好き!てしたかっただけなんじゃ。
こんなに本が好きな私ってすごい、てしたかっただけのように見えて仕方ない。
で、理論はアレなのに、狂人度はそこまででもないので余計……だな……もっと頭おかしい感じだったらなー。というか、そういう姿こそが彼女の求める姿なのか……。この子、執着する対象が「本」じゃなくて他のものでも問題なかったのではないでしょうか。ただ、環境的にその対象が「本」に設定されただけで。
狂人になりたいけどなりきれなかった人、になるのかな。

真犯人。
この執着心があれば後2、3年くらい大丈夫大丈夫(ぇ。
いやーこの人の理屈も中々狂っていますね。わぁ、自分勝手!
自分は死んでしまうのに、周りの人達はこれからも生きるとかギリィッてなっているのに妙に淡々として投げやりなのが余計怖い。嫉妬というより、自分は死ぬのにどうして他人の事なんて気にしないといけないの、て方向性なのかな……。
このラインナップの中で「比較的まとも」な鶴代さんが気になるところです。
比較対象が悪すぎて、一般の物差しに合わせると鶴代さんもまともじゃない疑惑。

と、言うわけで、田中さんに関してはある程度決着がついて、次はいよいよクライマックスみたいですね。
今回殺伐とした人が多かったので、女子高生とか熟年バカップルみたいな最終的にほっこりできる人物出てきてくれないかな……。
お母さんとの対決でラスト飾るのが王道だと思うので(共闘とか熱いですね!)、ほっこりは難しいかもですが、親子が携帯番号メルアド交換して気負いなく連絡し合えるくらいの進展は欲しところです。
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