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前川和彦「秀頼脱出 豊臣秀頼は九州で生存した」

*以下ネタばれ注意
題名通り、秀頼さんが九州に落ち延びていたという伝説について、著者が調べたことをまとめて書いてある物。
著者がどうしてこのことに興味を持ったのか、ということから会話なんかも織り交ぜて書いてあるので、堅苦しい論文ではなく、エッセイという感じ。
最初は秀頼さんが生きていたという説をばかばかしいと思っていた著者が、段々毒されて(待て)いく様が微笑ましいです(微笑ましい?
最後には秀頼さんは九州に生きていた、と断言するほどになっていますしね(笑。
でも、確かに色々符号することはあるのですが、確たる証拠は無かったように思います。
秀頼さん生存説にしても、国松さん生存説にしても。
なのに著者さんが生きていた、と断言しちゃうのが不思議に思ったり。
直感的にそれが事実だと確信した……というような記述もところどころに見られるのですが、何故にそう確信したのか、という部分が希薄だったんじゃないかな、とも思う。
……私の読みが甘いだけかも知れませんがね!!
読んでいるうちに、あぁそういうこともありえるのかな、と思わせたら、この本の勝ちなのだろうなぁ(勝ち?
実際、色々重なっていく符合に、これを偶然とだけ称してしまうのはもったいない気もします。
歴史は闇の中なのですから、何が事実でもおかしくないですよね。
いっそ、明治維新の裏には豊臣の手が……とまで言っちゃっても面白いのにな(待て。

個人的によく分からないのが、秀頼さんをかくまったのが島津さんだということ。
……島津さんが豊臣にそこまでする理由ってなに?
日出藩に国松さんがかくまわれた、というのは分かりますよ。
親戚関係だったわけですし。
でも、島津さんは……?
島津さんは関ヶ原で西軍に加わったわけですけれど、それって確か徳川側に行こうとしたのだけれども、西軍に足止め?されていけなかったからなのですよね?
……あれ、これ歴史シュミレーションの知識か……?
↑史実と創作がごっちゃになっているmy脳みそ。
ともかく、それほど甚大な恩を豊臣から受けていた、とは思えない。
九州征伐の後に、取り潰しを免れた、というのはあるのかも知れませんが……。
徳川に対する敵対心で匿ったのですかね……?
この本では、豊臣の遺児を立てて、天下を奪取するチャンスを狙っていたのでは?と言うようなことが書かれてありましたが(たぶん(おい。
……やっぱりこういう本を読むときには、下地をきっちり作っておかないと駄目ですね!!
九州の政局はよく分からないや(笑。

とにもかくにも面白い説だと思います、秀頼様生存説。
例えそれが事実でも、事実でなくても、夢がありますよね!!
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テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

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